CZESC!
この死体、死して男たちを「魅了」する。
今回は、40年代アメリカの、ダーク&スタイリッシュな空気を舞台に、
混沌とセクシーが絡む謎解きの物語。
『ブラック・ダリア』
ブラック・ダリア コレクターズ・エディション 2枚組ブラック・ダリア コレクターズ・エディション 2枚組
(2007/05/18)
ジョシュ・ハートネット

商品詳細を見る

氷と炎ほどに違う個性のバッキーとリーは、LA市警の名物コンビ。
ある日、張り込み中に銃撃戦となった現場の裏手で、残忍極まりない手口で殺害された若い女性の死体が見つかる。
生前は黒い服ばかり好んで着ていた女優志願の被害者の特徴から、「ブラック・ダリア事件」と名付けられた事件。
二人もこの捜査に関わることになるが、バッキーの相棒・リーは事件に異常な執着を見せるようになる。
一方、バッキーは捜査の途中で出会った謎の女と彼女の家族、そして相棒であるリーとその恋人など、
彼を取り巻く人間たちに翻弄されていく。

中盤までバラバラとばら撒かれていく、登場人物という名のパーツたち。
一見まったく無関係に見えて、「このエピソードって必要なの?」って思わず思う。
ところが、物語は終盤に差し掛かると一気にヒートアップして、別物にさえ思えた点がそれぞれの真実を元にひとつの線につながる。
えーっ?そこでつながっちゃう?的な距離感さえある。
火曜サスペンスで言う「ラストの断崖絶壁シーン」が、この作品では2段3段と構えられてて、
一筋縄ではいかんのだ。
元々は実際に起きた「ブラックダリアマーダー」を題材に書かれた小説だそうだけど、
未解決のまま、その特異さで有名になった被害者の遺体と同じく、
この物語の中でも彼女の遺体は、二人の刑事のこころを妖しく捕える。

これとこれって関係あるの?みたいな混乱のなかで進んでいくストーリーだけに、
中盤ちょっぴり退屈かも・・・なんて思っちゃったけど(汗)
なるほど、こう来るのね!って、真相はなかなか意外。

余談だけど、この時代の「サスペンダーとホルスター」って好きだなー

blog ranking ←ぽちりとしてくだっさったらもー、幸福至極でございます。

2008.07.27 


Secret